野村祐輔氏 巨人・小林に託した“広陵魂” 広島現役組としてラストのOB野球教室
今季限りで現役を引退し、来季から広島で3軍コーチ兼アナリストを務める野村祐輔氏(35)が29日、母校・広陵で行われた同校OBのプロ野球選手が集う野球教室に参加した。
現役組としては最後の参加となった中、小学生とキャッチボールを行うなどして交流を楽しんだ。自身の現役引退に伴い、同校野球部出身の現役プロ野球選手の最年長者は同級生でもある巨人・小林となる。長年、切磋琢磨(せっさたくま)した盟友に対して「来年からは先頭に立って」とエールを送った。
また、今秋のドラフトでは同高出身の宗山塁内野手が楽天、渡部聖弥外野手が西武から指名を受けた。プロの世界に続々と飛び込んでいく後輩の姿に「毎年のように(プロに)入ってくるので人数も増えて、すごくうれしい」と顔をほころばせた。