広島・林 生き残りへ今年自身初弾!「なんとか打てて良かった」 三塁守備でゴロ後逸は猛省「ああいうのをやっていると」

 8回、左越えに2ランを放つ林
 ナインとタッチを交わす林(撮影・佐々木彰尚)
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 「オープン戦、DeNA2-6広島」(12日、横浜スタジアム)

 右打者が引っ張ったような大飛球が左翼スタンドに飛び込んだ。広島・林晃汰内野手が若手の競争を再激化させる今年自身初本塁打となる2ラン。生き残りへの決意を示すアーチに「(直近は)打てていなかったので、そこでなんとか打てて良かったと思います」と胸をなで下ろした。

 2-2の同点で迎えた八回2死三塁でパワーがさく裂した。左腕・武田が投じた外角いっぱいへの直球に反応。「チャンスでの打席だったので、逆らわずにいった」。一発狙いではなく、打点を求めた先での逆方向への柵越えとなり、「これくらいの力感でもいいのかと思えた」と手応えを得た。

 昨年の秋季キャンプから打撃面で取り組むのは下半身の使い方など。DeNA・筒香との自主トレでも改良を継続し、2月のキャンプの猛練習で体に染み込ませた。その成果とも言える一発に「今までああいうホームランが打てなかった。しっかり間合いが合って、技量もあって、ああいうホームランが出てくると思う。いろいろやってきたことも無駄ではなかったなと思います」とほほえんだ。

 この日は三塁守備でゴロを後逸する失策があった。「ああいうのをやっていると足を引っ張ってしまう。もっと詰めていかないとダメ」。ライバルも結果を残している。1つのミスが命取りとなることを肝に銘じ、アピールを続けていく。

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