広島・二俣“本番モード”の直球を打ち砕く いざ開幕スタメン奪取!昨年の二の舞はゴメン

 ラストスパートじゃ!広島・二俣翔一内野手(22)が13日、自身初の開幕スタメンへ向け、最後のアピールを誓った。昨年は3月中旬まで1軍に帯同したが、開幕は2軍で迎えた。現在、オープン戦で4試合連続安打と好調を維持。ここからさらに状態を上げてくる投手の直球を打ち砕き、大きな目標をつかみ取る。

 同じ失敗は繰り返さない。そのための準備は整っている。2週間後に迫った開幕。狙うのは1軍入りではなく、スタメンの座。若鯉の中でひときわ目立つアピールを続けている二俣が、静かに闘志を燃やした。

 「とにかく結果を残していくだけです。もっとアピールするしかないです」

 昨年はオープン戦14試合に出場し、打率・200に終わった。「1軍の投手の真っすぐをはじき返せていなかった」と開幕に向け、状態を上げてくる投手の直球に苦戦。オープン戦最終カードのソフトバンク戦前に2軍落ちし、そのまま開幕を迎えた。

 今年はひと味違った姿を見せている。現在、4試合連続安打をマークするなど、打率・269、1本塁打、2打点。ここから“本番モード”に入る投手の攻略が求められる中、「速い真っすぐをはじき返す。そこを意識してやってきたので準備はできている。あとは結果を残すだけ」と昨年のリベンジを誓った。

 オープン戦は残り8試合。限られた打席の中でも最善を尽くす構えだ。「ただ気持ちいいバッティングだけじゃなくて、チームの勝利にどう貢献していくか。凡打の内容も追い求めたい。自分を犠牲にしてでもという打席があってもいい。実戦的なところも出していきたい」と1打席も無駄にするつもりはない。

 「他の選手も結果を残しているので、自分ももっとアピールしないといけない。開幕スタメンを目指します」と二俣。5年目にして訪れた最大のチャンスを逃すわけにはいかない。

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