広島が八回に追いつく 矢野が好走塁 気迫のヘッドスライディングで同点のホームイン 直後に2点を勝ち越される
「中日-広島」(9日、バンテリンドーム)
広島が八回に同点に追いついた。
1点ビハインドの八回。先頭の矢野がこの回から登板した勝野から四球をもぎとると、小園が左翼線への二塁打でつなぎ、無死二、三塁に。続く末包は一塁への平凡なゴロ。中田が処理し、カバーに入った二塁・板山へ送球したのを確認すると、三走・矢野がスタート。板山が本塁へ送球するも、ヘッドスライディングで生還した矢野の手がわずかに早くホームに触れ、同点となった。矢野は主審がセーフのジャッジを下すと、大きなガッツポーズを繰り出した。
8日の同戦(岐阜)は1-1の引き分け。投手戦が続く中で、矢野が好走塁で貴重な1点を生み出した。
しかし、その裏、中日に2点を勝ち越された。





