広島の連勝は3でストップ セットアッパーのハーンが今季初黒星 6試合で3度目の失点も新井監督「次のマウンドで頑張ってもらいたい」

 「中日3-1広島」(9日、バンテリンドーム)

 広島は中日に競り負け、連勝は3で止まった。1点ビハインドの八回。無死二、三塁から末包の一ゴロ間に三走・矢野が好走塁で生還し、同点に。しかし、八回にハーンが代打・ブライトに決勝の2点適時二塁打を浴びた。試合後の新井貴浩監督(48)の一問一答は以下の通り。

 -八回は矢野の好走塁もあって追いついた。

 「あそこは相手の細かいところを突いて、同点に追いついたと思う。最後は羽月もよくトライした(九回1死一、三塁で盗塁を試みるもアウトに)。こっちから見ていても初球のクイックもちょっと甘めだった。羽月に全部任せているし、あそこはアウトになったけど、よくスタートを切ったと思う。またガンガン行ってもらいたい」

 -ハーンは6登板で3度目の失点。

 「良い悪いを繰り返している。悪い悪いじゃないので、そこは力のある投手。練習とかで修正しながら次のマウンドで頑張ってもらいたい。まだシーズン序盤なので、そういうこともある。細かいところを修正して、また次に期待しています」

 -バンテリンでは、投手戦が多い。1点の重要性も。

 「昨年までなら、あのまま1点リードされていきそうなところで、いったん追いついた。結果負けたけど、また明日につなげていきたいと思います」

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