広島が1日で2位に後退 先発・床田が今季ワースト4失点 打線はモンテロの来日1号2ランも及ばず
「阪神5-2広島」(17日、甲子園球場)
首位・広島は終盤の反撃も及ばず阪神に敗戦。1日で2位に後退した。
先発・床田が中盤に乱れた。四回2死一、三塁で木浪に先制の中前適時打。五回は安打と連続四球で1死二、三塁のピンチを招いた。
ここで大山への4球目が高めに大きく抜け、捕手・坂倉が捕球できずに三走・近本が生還した。床田にとっては、23年シーズン以来2年ぶりの暴投。思わぬ形で1点を追加され、大山には左翼線へ2点適時二塁打を浴びた。左腕は5回7安打4失点で降板。4失点は今季ワーストだった。
打線は苦手の大竹に苦戦した。初回2死からファビアンが右前打を放つも4番・末包が右飛。三回は2死から中村奨が中前打で出塁したが、二盗失敗で好機の芽がしぼんだ。
四回から七回まで4イニング連続で三者凡退に片付けられていた中、八回は新外国人のモンテロが来日初本塁打となる2ラン。左腕を降板させて2点差に詰め寄ったが、反撃もここまでだった。



