広島・西川「全部最悪」プロ初スタメン 2打数無安打、失策は失点に 前田ら上回るスピード抜てきも「やっぱり悔しい」

3回、西川は三邪飛に倒れる(撮影・佐々木彰尚)
3回、佐々木の打球を西川(左)が失策
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 「巨人2-0広島」(21日、東京ドーム)

 広島ドラフト6位・西川篤夢内野手は視線を落としバスへと向かう通路を歩いた。「9番・遊撃」で出場したプロ初スタメンは、悔しさだけが残った。2打数無安打、守備では失点に直結する失策があった。「全部最悪です」。言葉を絞り出した。

 0-0で迎えた三回1死一塁での守備。佐々木が放った鋭い打球は、森下のグラブの下をかすめた。「ちょっと下がったというのもある」。二塁後方で捕球しようとした打球が、手につかず失策。走者がたまり、その後ダルベックが先制の左前適時打を放った。

 打席では五回1死二塁で二飛に倒れた。安打でなくても一、二塁間へのゴロであれば、二走・石原は三進できた場面だった。「何もつながらない打席だった」。八回、先頭で迎えた打席で、代打を送られベンチに下がった。

 高卒1年目。18歳7カ月でのプロ初スタメンだった。1990年以降の広島では前田、東出、鈴木、小園らも高卒1年目でスタメン出場を果たしているが、そのメンバーを上回るスピードでの抜てきだった。

 「歓声の中で野球ができて、プロ野球選手という感じがした。でも、やっぱり悔しい。これからチャンスも減ってくる。少ないチャンスでいかに結果を残していくか。大事にしたい」

 18日・中日戦でプロ初安打を記録したときには、両拳を夜空に突き上げて喜びを爆発させた。敵地で味わった苦い経験。成長の糧としないわけにはいかない。

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