広島・新井監督が松田オーナーに今季を報告「来シーズンは今シーズンの分までファンに喜んでもらいたい」「自分も笑いたい」
広島・新井貴浩監督が9日、球団事務所を訪れ、松田元オーナーに今季の戦いを報告した。
新井監督は最終戦セレモニーで「カープは来シーズン、生まれ変わります。新しいスタートを切ります」とファンに宣言していた。オーナー報告後、取材に応じ、「当然、底上げというのは大切だと思うんですけども。やっぱりプロ野球はね、応援していただいているファンのみなさんがいるおかげでありますので。挨拶でも言わせていただきましたけど、来シーズンは今シーズンの分までファンの方に喜んでもらいたいし、またたくさん笑ってほしいなと思いますし、自分も笑いたいなと思います。はい」とその真意を説明した。
新井政権4年目の今季は開幕直後の4月上旬以降、借金生活が続き、3年連続のBクラスとなった。最終的に借金17での4位でシーズンを終えた。グラウンド外では1月に元所属選手が『ゾンビたばこ』と呼ばれる指定薬物『エトミデート』を使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された。そして1日には小園、矢野、田村、前川の4選手に対して、一連の『ゾンビたばこ』騒動の中で球団との信頼関係が崩れて戦力外通告がなされた。チームの勝敗以外のところでもさまざまなことが巻き起こったシーズンだった。新井監督は「色々なことあったんですけどね。結果的に、4位ということで。選手は本当に良く頑張ってくれたと思います」と振り返った。
来季へ向け、元ヤクルトGMの小川淳司氏=ゴールドジム女子硬式野球部監督=を編成部門に招聘(しょうへい)することも判明し、改革に向けて動き出している。その中で、今オフは床田、森下、坂倉の3選手が国内FA権を保有しており、去就が注目される。
新井監督就任後、初年度の23年は2位でCS進出。翌24年は9月に失速しての4位となり、昨季は5位に終わった。指揮官の来季の続投はすでに決まっている。
