盛り上がった夏の高校野球 注目の球児は

 歓声の戻った高校野球の聖地・甲子園球場で熱戦が繰り広げられました。仙台育英が頂点に立ち、初めて東北地方に優勝旗がもたらされました。今大会で注目された高校球児を取り上げてみました。

公開日:2022.8.15

斎藤蓉(仙台育英) 東北に大旗もたらした主戦投手

仙台育英の先発・斎藤蓉「仙台育英に入学したのも日本一に近いと思ったから」

 「全国高校野球選手権・決勝、仙台育英8-1下関国際」(22日、甲子園球場)
 仙台育英(宮城)が夏3度目の挑戦で初優勝。東北勢春夏通算13度目にして悲願の初制覇した。

仙台育英の先発・斎藤蓉「仙台育英に入学したのも日本一に近いと思ったから」

 決勝で先発した斎藤蓉投手(3年)は7回3安打1失点と好投した。「仙台育英に入学したのも日本一に近いと思ったから。そこで自分が思っている以上に伸びることができて、東北初の優勝ができてほっとしています」と、3年間を振り返った。

仙台育英の先発・斎藤蓉「仙台育英に入学したのも日本一に近いと思ったから」

仲居慎内野手(下関国際) 王者・大阪桐蔭撃破の立役者

下関国際が金星!大阪桐蔭を土壇場逆転で初の4強 ミラクルプレーで流れ引き寄せた

 「全国高校野球選手権・準々決勝、下関国際5-4大阪桐蔭」(18日、甲子園球場)
 準々決勝4試合が行われ、下関国際(山口)が春夏連覇を目指した大阪桐蔭を逆転で下し、初の4強入りを果たした。

下関国際が金星!大阪桐蔭を土壇場逆転で初の4強 ミラクルプレーで流れ引き寄せた

 流れを変えたミラクルプレーが七回に飛び出した。無死一、二塁から相手のバントで上がった小フライを2番手で登板していた仲井慎内野手(3年)ががっちり捕球。すぐさま走者が飛び出していた二塁へ送り、さらにボールは一塁へ転送され三重殺を完成させた。
 気迫を前面に出し、自己最速の147キロをたたき出すなど、王者の反撃を退けた仲井は「どんどん攻めていくつもりだった」と話した。

下関国際が金星!大阪桐蔭を土壇場逆転で初の4強 ミラクルプレーで流れ引き寄せた

松尾汐恩捕手(大阪桐蔭) 2打席連発!強打のチームけん引

大阪桐蔭 同校甲子園最多タイ19得点で圧勝 聖望学園下し3回戦進出

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