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香川・具志堅 練習生落ちの悔しさ力に レギュラー奪取へ進化の2年目

 【香川・具志堅竜馬外野手】文=高田博史

 具志堅竜馬が打席に入る際には、米国のラッパー、リル・パンプが歌う『GUCCI GANG』が流れる。「グシケン、グシケン、グシケン」と繰り返しているように聞こえる、いわゆる“空耳ソング”だ。

 「やっぱスタンドのお客さん、聞かれてるんですね。お見送りのときに『あれ、いいねえ』とか言われると、良かったなと思います」

 昨年8月6日付の成績が打率・153だったことを考えれば、・282(11日終了時)を残している2年目の今年は、確実に進化していると言える。何よりも去年と違うのは、打席で気持ちに余裕を持てるようになった。

 「相手の守備位置を確認できたり、バントやってみようかなって、ノーサインで仕掛けることができたり。2ストライクになっても、逆方向にファウルを打ちながら、落ちる系の変化球を見逃して、ヒットも出ているので」

 試合に出たい!と、そればかり思っていた昨年とは違う。先発出場ではなくても、試合の流れを読みながら、どこで自分が出るのかが分かるようになった。事実、代走から途中出場することも少なくない。

 「ベンチでも準備できてますし、いきなり『行け!』って言われても、100パーセント相手と勝負できるように、気持ちも準備できているので。そこで小さなチャンスをつかんで、最後にレギュラーをつかむ。それしかないと思っています。『行け!』って言われたところで、とにかく全力で」

 前期開幕から練習生スタートとなるなど、2度の練習生落ちを経験した。あの悔しさが力となっている。

 「結果が出ないとき、もちろん悔しいですけど、それよりも試合に出られないときが何よりも悔しいので。練習生落ちしたときの悔しさとか思いっていうのは、この先、結果が出たとしても忘れずにやっていきたいですね」

 後期2度目の先発出場となった11日、第1打席で右前安打を放ち、さらに二盗を決める。しかし、五回表に途中交代となっている。試合後、室内練習場でマシンを相手に、汗だくになって打ち込む姿があった。

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