侍ジャパン 辞退した誠也の代役にソフトバンク・牧原大成 正式発表 5日にも合流 壮行試合で佐々木朗から安打

 2月25日の侍ジャパン戦でセンターを守る牧原大
 2月25日の侍ジャパン戦に出場した牧原大
 2月25日の侍ジャパン戦に出場した牧原大
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 日本野球機構(NPB)は1日、米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手(28)が左脇腹の張りでWBC日本代表を辞退したことを受けて、ソフトバンク・牧原大成内野手(30)を代替選手として招集することを正式に発表した。牧原は5日にも代表チームに合流する予定。

 阪神の近本光司外野手(28)らも候補に挙がっていた中、鷹のユーティリティープレーヤーに白羽の矢が立った。

 眼前のアピールも決め手だった。2月25、26日に行われた壮行試合に牧原は、ソフトバンクの「1番・中堅」でスタメン出場。初回、佐々木朗から二塁内野安打で出塁すると、六回には左腕・宮城を相手に、右翼線に適時二塁打を放った。

 昨年、規定打席にあと2打席届かなかったが、120試合の出場で打率・301、6本塁打、42打点の数字を残し、中堅手としても64試合出場。攻撃面での俊足巧打に加え、内外野守れる守備力も魅力。三冠王の村上を筆頭に山川、岡本ら長距離打者を集めたチームの中で、屋台骨を支える存在にもなり得る。

 広島・西川も候補に挙がっていたが、3人はいずれもチームで正中堅手。現状、外野手は近藤、吉田、ヌートバー、周東と、中堅が本職の選手は不在だっただけに、守備面でも大きな影響を与えることになりそうだ。

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