韓国代表 タイブレークの末に壮絶逆転負け ベンチで選手達が涙 指揮官は天仰ぐ「必ず勝たないといけなかった」延長で野選から決勝スクイズ許す 十回裏に執念チャレンジも認められず
「WBC東京プール presented by ディップ 韓国代表4-5台湾代表」(8日、東京ドーム)
負けられない一戦で韓国代表が今大会6本目の本塁打を放つも、延長タイブレークの末に逆転負け。球場を埋め尽くした台湾ファンの地鳴りのような大声援に飲み込まれた。
タイブレークに持ち込んだ延長十回、野選からピンチを広げてしまいスクイズで決勝点を奪われてしまった。その裏、1死三塁からキム・ヘソンの一ゴロで三塁走者が本塁へ突入。タッチアウトとなり柳監督がチャレンジするも認められない不運もあった。
ゲームセット後、ベンチではジョーンズが呆然と座って台湾代表が歓喜する様子を見つめた。キム・ヘソンはうつむき、涙を流す様子もあった。
序盤から我慢の時間が続いた。台湾先発・古林睿煬の前に4回まで二塁すら踏めず。だが、1点を追う五回だ。1死一塁から文保景が中前打でつなぎ、一、三塁と初めて好機を作った。続くウィットコムは併殺打に倒れたが、この間に同点とし、試合を振り出しに戻した。
六回に勝ち越し本塁打を浴びるも、直後だった、1死一塁から金倒永が左翼席の上段まで運ぶ値千金の2ランで逆転に成功。この試合は先に先制され、追いつくも、勝ち越しを許した展開。初めてリードを奪い、主導権を握った。
それでも悪夢が襲ったのは八回だった。2死二塁からフェアチャイルドに右中間への逆転2ランを被弾。台湾代表の3本の一発攻勢に泣いた。
試合後、韓国の柳志炫監督は「きょうは必ず勝たないといけない試合だった。このような結果になってしまった」と言葉を絞り出した。
韓国はここまで1次リーグで1勝1敗。初戦のチェコ戦では4本塁打を放って11得点、7日の日本戦も1本塁打で6得点を記録。柳志炫監督が「過去最強チーム」と言う強力打線だったが、台湾投手陣の前に4安打と本領発揮とはいかなかった。
また台湾が勝利したため、2勝0敗の日本はナイターを待たずして2位以内が確定した。
