チェコ代表のサトリアが幻惑5回途中無失点 東京Dが大きな拍手に包まれる スタンドで涙するファンも チェコ代表最後のマウンドで投球制限まで続投
「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン-チェコ代表」(10日、東京ドーム)
チェコ代表のオンジェイ・サトリア投手が五回途中を無失点に抑えた。降板する際にはスタンド全体から大きな拍手が沸き起こり、右腕は目に焼き付けるように見渡した。
立ち上がりから130キロに満たないボールでも侍ジャパン打線をほんろう。チェンジアップを低めに集め、時にはクイックモーションを交えながら幻惑した。五回も続投し、中村悠の頭部付近へ抜けてしまった際には思わず手を挙げて謝罪するシーンもあった。森下の打席で球数制限65球に達したことで、遊邪飛に打ち取ったところで交代となった。
東京ドームは大きな拍手に包まれ、マウンドの右腕は笑顔。目に焼き付けるようにスタンドをぐるりと見渡しながらベンチへ引き揚げ、チームメートと抱き合った。この光景にスタンドのチェコファンも涙した。
今大会限りでチェコ代表のユニホームを脱ぐサトリア。ハジム監督は試合前会見で「今夜がラストダンスになる」と明かしていた。そのため投球制限ギリギリまで右腕を引っ張った。
