広中璃梨佳、3000メートル大会新でV 1万メートルで五輪決め「自信になった」

 女子3000メートルでトップを走る広中璃梨佳
 女子3000メートルでトップを走る広中璃梨佳
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 「陸上・東日本実業団選手権」(16日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 女子3000メートルが行われ、3日に1万メートルで東京五輪代表に内定した広中璃梨佳(20)=日本郵政グループ=が8分56秒65の大会新記録で優勝した。

 五輪代表を射止めてから10日あまり。疲労が残る中でも、序盤から先頭に立ち、そのまま逃げ切った。「なかなか疲れを感じるレースになりました。ふくらはぎがちょっと重くて」と苦笑いだった。

 今後は6月の日本選手権(大阪)で、「本命」の5000メートルで五輪切符獲得を目指す。「1万メートル(で五輪)を決められて自信になった。それを今後の励みにしたい」と一回り成長した姿を見せる。

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