体操男子で東京五輪代表を狙う北園丈琉(18)=徳洲会=が25日、オンラインで取材に応じた。五輪団体メンバー4人のうち残り2人が決まる最終選考会の全日本種目別選手権(6月・高崎アリーナ)へ、「諦めていない。自分が代表には必要と分かっている」と力強く意気込んだ。
4月の全日本選手権では、予選1位ながら決勝の鉄棒で落下し、右肘剥離骨折と両肘靱帯(じんたい)損傷の大けがを負った。それでも今月のNHK杯で9位に踏みとどまり、最終選考会に望みをつないだ。種目別では構成を全日本時のものに戻し、勝負を掛ける。「ずっと目標にしてきた五輪。何が何でも入りたい」とはつらつと宣言した。