照ノ富士関が日本国籍を取得 新横綱、将来は指導者を希望

 大相撲の新横綱照ノ富士関(29)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が日本国籍を取得したことが4日付の官報で告示された。年寄名跡の襲名には日本国籍が必要で、引退後に親方として日本相撲協会に残る資格を得た。将来的には指導者になる希望を持っている。

 外国出身の歴代横綱で日本国籍を有するのは、米国出身の曙、武蔵丸(現武蔵川親方)、現役の白鵬関、鶴竜親方(元横綱)に次いで5人目。

 照ノ富士関は両膝のけがなどで大関から序二段まで転落しながらカムバック。7月の名古屋場所で3連覇を逃したものの14勝1敗の好成績を収め、第73代横綱に昇進した。

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