霧馬山 皆勤の合同稽古終え、疲れは「大丈夫」 体格の目標は和製ヘラクレスの師匠

明生(手前)の外掛けをしのぐ霧馬山(代表撮影)
合同稽古を皆勤した霧馬山(左)と阿武咲(右)=代表撮影
輝(左)を攻める霧馬山(代表撮影)
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 大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古が28日、東京・両国国技館内の相撲教習所で打ち上げられた。幕内霧馬山(25)=陸奥=が4日間、皆勤。この日は9番だったが連日、20~30番取る充実の内容だった。

 「4日間いい稽古になった。やっぱり当たり、そして攻めのところですね。(最後は9番だったが)頑張りました。疲れ?大丈夫です」と笑った。

 西前頭2枚目の先場所は両大関の正代(時津風)、貴景勝(常盤山)を含む三役以上6人を倒し9勝。新三役も視界に入る九州場所へ、気合は高まる。

 「いつも通り自分のやることをやって15日間、一日一番集中して頑張っていきたい。やっぱり稽古しかないので、稽古で頑張らないといけない」と、気を引き締めた。

 兄弟子の鶴竜親方から立ち合いの当たり、巻き替えなどを教わっている。師匠の陸奥親方(元大関霧島)からは「前に攻める、まわし取って、頭を付けるのをいつも教えてもらってもらっています」と言い、日々成長だ。

 目標は“和製ヘラクレス”と呼ばれた師匠。朝稽古とは別にほぼ毎日、夕方に約2時間、トレーニングを行ってきた。「自分のちょっと弱い筋肉とか、そういうのを強くするために」と、トレーナーの助言を受け、鍛え上げてきた。

 ムキムキだった師匠はあこがれ。「師匠みたいに体を作りたいなと。まだまだですけど。頑張ります。師匠は(腹部が)出ていないので、自分はちょっと出ているので」と苦笑いした。140キロの体重のままで筋肉量をアップさせ、ヘラクレス2世を目指す。

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