「バレーボール・全日本大学選手権」（１日、都内）

　男子２回戦が行われ日体大が慶大を３－２で下した。東京五輪代表でイタリア１部パドバに所属することが決まっている高橋藍（２年）は第３セット途中から出場し、１０得点と勝利に貢献した。

　若きバレーボーラーがまた一つ階段を上る。元々海外への挑戦を希望していたが、大舞台を経験したことでさらに気持ちが強くなったといい、今大会終了後にイタリアへ渡る。

　２４年パリ五輪でも活躍に期待がかかるが、「チームを引っ張っていける軸となる存在にならないといけない」と自覚は十分。「世界の高さに対するスパイクの技術を身につけたい」とさらなる成長を誓った。