19歳“シゲキックス”半井重幸 トップ通過 五輪新種目ブレイクダンス全日本選手権
「ブレイクダンス・全日本選手権」(22日、渋谷ストリームホール)
24年パリ五輪新種目に決まったブレイクダンス(ブレイキン)の全日本選手権で、各種目1次リーグが行われた。23日の決勝トーナメントに進む上位4人が決定し、オープン(18歳以上)男子は前回王者の19歳、シゲキックスこと半井重幸がトップ通過。同女子は、Ayumiこと福島あゆみが1位だった。
ダンサー同士が1対1で向かい合い、音楽に合わせてアクロバティックなダンスをぶつけ合う。ヘッドスピンなど切れのある踊りでトップに立ったシゲキックスは「気持ちよく踊れた」と会心の汗を拭った。
今大会は強化選手の選考会を兼ねており、上位2人程度が世界選手権などに派遣される見込み。パリへの第一歩とあって多くのメディアが集まったが、金メダル候補のホープは「五輪に出ていい結果を出したいと目標を持っているので、このくらいで緊張している場合じゃないと(注目を)いい意味で捉えた。(五輪から)逆算で、いいステップを踏めている」と“仮想夢舞台”と位置づけボルテージを高めた。



