ラグビー・BL東京「猛勇狼士」で新シーズンへ 荒岡社長「世界有数のクラブに」

 ラグビー・リーグワンのBL東京(旧東芝)が15日、12月開幕予定の2022-23シーズンに向け始動した。荒岡義和代表取締役社長、薫田真広ゼネラルマネジャー(GM)、トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(HC)が取材に応じ、チームスピリットとして「猛勇狼士」(もうゆうろうし)としたことを発表した。

 リーグワン初年度の昨季は6シーズンぶりとなるベスト4に入った。ただ、荒岡社長は「昔のブレイブルーパスで言えばベスト4以上は当たり前の数字」と満足はしておらず、トップリーグ時代に5度の優勝を誇るチームにとって「ようやくスタート地点に立った」と表現。新シーズンへ「日本を飛び越えて、世界有数のラグビークラブに変わっていかないと。求めているのは唯一無二のチーム」と決意を新たにした。

 その第一歩としてチームスピリットを言語化。薫田GMは「チームがグラウンド内外で常に立ち戻る場所」として、創部74年目を迎えるクラブのOB会からも意見を集め「猛勇狼士」と定めた。「特に中の二文字。勇敢な狼という言葉が入っている。これはブレイブルーパスです。最後の士という文字。これは紳士という意味もあるし、侍という意味もある。プレーだけでなく、グラウンド内外で紳士、侍の精神を持った武士であるその姿をしっかりお見せできるように」と意味を説明し、「日本一に向かっていきます」と力を込めた。

 昨季に続き共同主将はSH小川高広とフランカー徳永祥尭に決まった。9月からは全ての外国人選手も合流して本格的な活動が始まる。10月には鹿児島合宿を行うなどプレーシーズンマッチとして10試合を予定。4年目となるブラックアダーHCは「より一貫性を持って準備をしたい。大事な瞬間瞬間で勝ちきれるようなメンタルの部分を準備したい。さらに一貫性を高めてチャンスが来たときにつかみ取れるような状態でいたい」と話した。

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