日本体操協会・二木英徳名誉会長が逝去 栄光の架け橋など体操ニッポン復活に尽力 元ジャスコ社長

 日本体操協会は16日、二木英徳名誉会長が8月10日に逝去したことを発表した。85歳だった。葬儀は親族の希望で密葬の形で終えた。藤田直志会長は「二木名誉会長は会長就任後の2004年アテネオリンピックにおける体操男子団体金メダルの28年振りの奪回をはじめ、在任期間中、オリンピック、世界選手権における体操ニッポンの復活と成長に大きな貢献をされました。その卓越したリーダーシップにより達成された体操ニッポンを今後日本体操協会のすべてのメンバーが引き継ぎ、将来の更なる発展に向けて努力して参ります」と、コメントした。

 二木名誉会長は流通大手イオンの前身であるジャスコの元社長で、01年に日本体操協会会長に就任。95年にはスポーツ振興功労の藍綬褒章を受賞。13年には体操協会を財団法人から公益財団法人に。同年には国際体操殿堂入りを果たした。21年に会長を退任し、名誉会長となった。22年には旭日重光章を受賞した。

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