照強が無念の15戦全敗 板井以来31年ぶり5人目
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「大相撲九州場所・千秋楽」(27日、福岡国際センター)
東前頭十六枚目の照強(伊勢ケ浜)は同二枚目逸ノ城(湊)に上手投げで敗れ、初日から15連敗となった。
幕内での15戦全敗は、1991年名古屋場所の板井以来31年ぶり5人目。
照強は169センチの小兵ながら奮闘し、豪快な塩まきでも人気を集めている。この日も塩まきでは大歓声を浴びたが、敗戦の瞬間は館内にため息が響いた。
兵庫県出身の27歳。前頭三枚目の実績があるが、来場所の十両陥落は確実な状況となっている。