前回準Vの報徳学園が初戦突破 CTB黒沢「LDHトレ」でキレあるステップ 叔父はEXILE AKIRA
「全国高校ラグビー・2回戦、報徳学園45-13明和県央」(30日、花園ラグビー場)
前回準優勝の報徳学園が地力の差を見せて初戦を突破し、順当に3回戦へ駒を進めた。前半4分、ハーフウエーライン付近のラックからボールをつないで、FB太田啓嵩(3年)が先制トライ。その後もチームはトライを重ねて、試合終了間際に7トライ目を挙げた。
EXILE AKIRAを叔父に持つ、CTB黒沢俊介(3年)もスタメン出場。AKIRAから「最後の大会なので思い切ってやるように」と激励されて臨んだ一戦で、キレのあるステップワークで相手ディフェンスをほんろうするなど、勝利に貢献した。母・美幸さんの弟にあたるAKIRAとは定期的に連絡を取り合って“LDH流トレーニング”も伝授されたという。
「叔父がお世話になってるトレーナーの元に連れて行ってもらって。ケアの仕方であったり、夏の暑さの中でのコンディショニングを教えてもらって、とてもためになりました」と感謝。「1年の入学するときからずっと応援してくれているので、活躍する姿を見せられてうれしいです」と、AKIRAそっくりなさわやかな笑顔をはじけさせた。