卓球パリ五輪メダリストが全滅危機 年間王者決めるWTTファイナル、早田ひなに続き孫穎莎も初戦敗退の波乱 8強入りは1人

 「卓球・WTTファイナル」(21日、北九州市立総合体育館)

 女子シングルス1回戦が行われ、パリ五輪銀メダルで世界ランク1位の孫穎莎(中国)が同7位の陳幸同(中国)に2-3で敗れた。孫穎莎は10月のアジア選手権でシングルスを欠場し、コンディション不良による休養からの復帰戦だったものの精彩を欠き、女子ダブルスに続いて初戦敗退で終わる波乱となった。

 国際大会の年間上位選手だけが出場するWTTファイナルだが、今夏のパリ五輪で活躍した選手の苦難が目立つ。女子シングルスは、休養中の金メダリスト陳夢(中国)を除き、銀メダルの孫穎莎、銅メダルの早田ひな(日本生命)と休養明けの復帰戦となったが、それぞれ初戦敗退。早田とメダル決定戦を争った4位のシン・ユビン(韓国)も初戦で姿を消した。

 また、男子シングルスでも、金メダルの樊振東(中国)は休養中だが、銅メダルのフェリックス・ルブラン(フランス)は初戦敗退。五輪メダリスト最後の砦となった銀メダルのトルルス・モーレゴード(スウェーデン)は世界ランク17位のシェルベリ(スウェーデン)との同士打ちで1-2とピンチに陥ったが、3-2と逆転勝利。五輪メダリストでは男女通じて唯一の8強入りを決めた。

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