フィギュア女子 三原舞依がフリーを棄権 スケート連盟発表「右足首と股関節の状態が悪化したため」全日本選手権

 全日本スケート連盟は21日、22年グランプリ(GP)ファイナル女王の三原舞依(シスメックス)が全日本選手権(大阪)を棄権することを発表した。棄権理由については「右足首と股関節の状態が悪化したため」とリリースに記された。

 三原は開幕前日の19日に「今季に入ってトレーナーさんと過ごす時間が長くなった。自分を信じて、足を信じて最後まで滑り切れたら」と話していた。20日のSPでは23位となり、上位24人が進む22日のフリーにギリギリで進出していたが、無念の棄権となった。

 22年にGPファイナルで初優勝。同年の全日本選手権で2位に入ったが、昨季は右足首のけがに苦しんだ。実力者であるだけに、SP後は「最後の追い込みが今までの中で悔しい時間だった。追い込みきれなかったのが出てしまったのがすごく悔しい」と肩を落とした。体の状態については「いろんなことがあった」と話すにとどめ、「いろんなことがありながらもこうして全日本に出られたのはすごくうれしいしたくさんの人の前で滑れてうれしい」と感謝を口にしていた。

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