青学大 話題の給水場面の舞台裏 ボトル渡した片山が明かす 4年間箱根走れず 原監督「青学らしくていい」
青学大が優勝した箱根駅伝で9区、田中悠登主将(4年)が4日、日本テレビ系「Going!Sports&News」にVTR出演。ネットで話題となった片山宗哉(4年)との給水シーンについて舞台裏を明かした。
14・7キロ付近で片山からドリンクを受け取ると、片山が手にしていたボトルで乾杯。田中と一緒に片山もドリンクを飲み、感動を呼んだ。
SNSでは「青学の給水まさかの乾杯!」、「力水で乾杯 涙出た」、「初めて見た!」となどの声が上がっていた。
この場面について、原晋監督も「あんなの見た事ない。ええかげんにしてくれよ!と思いましたよね。これが青学らしくていいんです」と笑顔。4年間で一度も箱根駅伝のメンバー入りはならなかったという片山だったが、仲良しの田中からの要望で給水係としてサポート。乾杯の理由について「笑わせてほしいというのが彼(田中)からのお願いだったので、僕が飲むのが一番面白いかなと提案した」と明かした。
レース前に「給水、僕飲みたいんだけど良かったら乾杯しない?」と問いかけられたという田中は「?マークですよね。『何言ってんの?』って」と笑顔。それでも、4年間をともにしてきた仲間の支えに「ずっと一緒に励まし合ってやってきたので、最高の相棒です」と肩を組んだ。