高橋藍がサントリーと契約更新 イタリア1部再挑戦より国内を選んだ理由とは? 「違いはあるけど、差は…」
バレーボール男子日本代表の高橋藍(23)=サントリー=が22日、大阪府箕面市のサントリー箕面トレーニングセンターで、所属のサントリーと25~26年シーズンまでの契約更新を行った。
21年からイタリアリーグ・セリエAに挑戦してきた高橋だが、昨年から大同生命SVリーグのサントリーに加入。国内に主戦場を移し、チームをけん引してきた。昨年5月の入団から1年に満たないが、「サントリーもそうですし、SVリーグを経験して、イタリアリーグと違ったレベルの高さもある。もちろん(SVリーグの)初代王者も目指しますし、来シーズン以降も成長できる環境がサントリーだと思う」と語った。
イタリアリーグなど海外再挑戦の選択肢もあったが、国内残留を決断。契約更新理由についてさらに具体的に話した。世界トップクラスのイタリアリーグには「世界各国から力のある選手が集結した中なので、非常に高さであったりパワーのレベルが高い」と認める。
ただ、日本のSVリーグについては「高さやパワーは劣るけど、特にやはりディフェンス部分。ブロックディフェンスの関係性であったり、システムのレベルの高さ、選手一人一人のテクニック、プレーに対する精度の高さは非常に感じている」と話し、「もちろん違いはありますけど、差という部分はそこまで感じてなくて、日本リーグで成長できる部分もあれば、(イタリアリーグは)体的に成長できる部分というそれぞれの良さがあると思っている」と国内での成長を求めた。