丸尾知司「勝つことに執着」 35キロ競歩、有力選手が抱負

 陸上の世界選手権(9月・東京)代表選考会を兼ねた日本選手権35キロ競歩は16日、石川県能美市で行われる。15日には同県小松市内で有力選手が記者会見し、男子20キロでの代表入りを確実としている丸尾知司(愛知製鋼)は「代表権を確実に取れるように。勝つことに執着していきたい」と笑顔で抱負を語った。

 2023年世界選手権で女子20キロに出場した梅野倖子(順大)は、今大会で35キロに初挑戦。「未知なる世界だが、やってきたことを精いっぱい出し切る」と意気込んだ。

 男女とも、日本陸連が定める派遣設定記録(男子=2時間26分0秒、女子=2時間45分0秒)を突破して優勝すれば代表に決まる。

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