角田夏実が選抜体重別欠場理由明かす「GSで再度痛めた…減量1カ月で間に合わない」皇后杯に集中へ
柔道女子で、昨夏のパリ五輪48キロ級金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が22日、都内で取材に応じ、世界選手権(6月、ブダペスト)の代表選考に関わる全日本選抜体重別選手権(4月5~6日、福岡国際センター)にエントリーしなかった理由を明かした。
パリ五輪後の復帰戦となったグランドスラム(GS)バクー大会で、過去に負傷していた膝などの再度痛みが出てきたという。減量の期間が短いことや、医師のすすめで欠場を決断。「五輪が終わってけがをしていて、グランドスラムで再度痛めてしまった。減量だったり、1カ月で試合に間に合わないと思って欠場することにした」と話した。
現在は練習を再開しており、かねて出場意欲を示している体重無差別の全日本女子選手権(20日、横浜武道館)に照準を合わせている。「今は皇后杯に向けて体を作っていきたい。今年から足持ちもありになったので、うまく使って軽量級でも大きい相手に立ち向かえるように頑張りたい」と意気込んだ。
この日は、警視庁と株式会社ジェイコムが連携した「ストップ!詐欺 共同宣言式」にゲスト出演。光が丘警察署の蔵谷吉喜署長に代名詞のともえ投げをかけ、特殊詐欺防止の活動に向けて気合を注入した。