北口榛花 メジャーリーガーに学んだ「マイペースの重要性」 ドジャースの東京シリーズ観戦で再確認
陸上のパリ五輪女子やり投げ金メダリストの北口榛花(JAL)が26日、合宿先の鹿児島・奄美大島で取材に応じ、メジャーリーガーから刺激を受けたと語った。ドジャース・大谷らが出場したMLB東京シリーズを観戦。試合前の練習では、各選手がそれぞれのやり方でウオームアップし、一人一人が違うフォームで野球に取り組む姿に感心した。北口は「選手の誰かがすごいからと言って、特別合わせる必要はないんだな」と大舞台でも自分のペースを貫く大切さを再確認した。
昨年のこの時期は、練習の詰め込み過ぎがストレスとなったが、今年は欧州でチェコ人のセケラク・コーチから直接指導を受ける時間と、日本で練習する時間を使い分けている。9月の世界選手権東京大会を見据えて「頭と体の疲れがオーバーにならないよう順調に積み重ねたい」とマイペースで調整を進める。