ラグビーW杯招致に尽力の真下昇さん死去 86歳
日本ラグビーフットボール協会は7日、元日本ラグビー協会副会長、専務理事で2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の招致に尽力した真下昇さんが3日に死去したと発表した。86歳だった。
通夜、及び葬儀は故人の遺志により家族葬にて執り行われる。
日本ラグビーフットボール協会・土田雅人会長のコメントは以下。
「この度の訃報に接し、日本ラグビーフットボール協会を代表して心より哀悼の意を捧げます。偉大な先輩を失い、深い悲しみと寂しさを禁じ得ません。トップレフリーとしてもラグビーファンの皆様の記憶に鮮やかな真下顧問は、2002年から当協会の専務理事を、2003年に開幕したジャパンラグビートップリーグでは初代チェアマンを担われ、日本ラグビー界の発展をまさに第一線で率いてこられました。2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの招致実現は、真下さんの優れたリーダーシップとラグビーへの熱い情熱、多くの人を魅了するそのお人柄によって実ったものであり、後に続く私たちはその御意思をしっかりと受け継いでまいりたいと存じます。長きにわたる日本ラグビー界への多大な貢献に敬意と感謝を申し上げ、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」