スケートボード元五輪強化選手のプロスケーター池田大亮が活動自粛 遠征先台湾でビルに不法侵入&落書き 所属先「突き放すのではなく一層の指導徹底」

 ムラサキスポーツは16日、公式サイトを更新し、所属するプロスケーター池田大亮(24)が当面の間活動を自粛することを発表した。

 今月に台湾・台北市内のビルに不法侵入し、外壁に落書きなどをして送検された現地報道を受け、「この度の弊社契約プロスケーター池田大亮に関する報道により、関係者の皆様ならびにファンの皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「本人との間で事実関係の確認を行った結果、当該事案については既に先方との示談が成立している旨の報告を受けております。しかしながら、社会的責任やモラルに反する行為があったことは事実であり、本人とも協議のうえ、当面の間、弊社ムラサキスポーツとしての活動を自粛させていただくことといたしました」と報告した。

 現時点では契約解除などはなく、指導を徹底する方針。「弊社といたしましては、本人を突き放すのではなく、今後はより一層の指導を徹底し、同様の事案が二度と起こらぬよう努めてまいります」とコメントした。

 池田はスケートボード・ストリートの全日本選手権初代王者で、世界選手権に出場経験があり、東京五輪に向けた強化選手でもあった。

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