大相撲 合計84歳の元関取対決、鳰の湖が初日「ああいう人に勝てたのは感慨ぶかい」

 「大相撲初場所・4日目」(14日、両国国技館)

 2人合わせて84歳、元関取対決が三段目の土俵を沸かせた。

 元幕内で西三段目16枚目の鳰の湖(39)=山響=は、元十両で西三段目15枚目の大雷童(45)=高田川=と対戦。上手投げで1勝1敗と初日を出した。

 2013年名古屋場所を最後に十両から遠ざかる鳰の湖は、頭からぶつかり、2006年名古屋場所を最後に関取から離れる大雷童が低い体勢で押し込むのをさばき、上手投げで転がした。まげをつかんだのではないか、と物言いがついたが、軍配通り鳰の湖の勝ちとなった。大雷童は2敗。

 鳰の湖は昨年から歯を支える上顎の骨再生に取り組んでおり、今年秋に治療が完了する予定。場所前の稽古で治療箇所が損傷するアクシデントがあったが、13日に2時間弱の再手術を行い、問題なく終えたばかりだという。

 鳰の湖は「大雷童さんは当たりだけなら(同じ高田川部屋の)輝関と同じくらい強い。ああいう人に勝てたのは感慨ぶかい」とうなずいた。関取の座を失って長くなり、引退がよぎった時期もあったという。それでも「今でも応援し続けてくれる人がいる。それに応えたい」と、心を折らず闘志を保ち続ける。

 鳰の湖は「一つでも番付を上に戻せるよう、頑張っていきたい」と前を向いていた。

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