「心臓に悪い試合をしてしまう。悪い癖だなと」早田ひな劇的逆転勝利に苦笑い 日本女子6大会連続決勝進出で55年ぶり金メダル王手 決勝は中国【世界卓球】

 「卓球 世界選手権団体戦準決勝 日本3-0ドイツ」(9日、ロンドン)

 世界ランク2位の日本女子が、同4位のドイツを破って6大会連続決勝進出を決め、55年ぶりの金メダルへ王手を掛けた。10日の決勝は、7連覇を狙う中国と対戦することが決定。決勝は6大会連続で同じ顔合わせとなった。

 シングルス世界11位の早田ひな(日本生命)は、第2試合でドイツのエースで同9位のウインターに0-2から逆転勝ちした。

 「応援してくださる方には、心臓に悪い試合をしまうなと悪い癖でもあるなと思うんですけど」と笑いつつ、「相手のパフォーマンスも自分がイメージしている想像以上だったので。やっぱりああやって勢いがあるところに実力を出して勝っていくかっていうことがこの大舞台では必要になってくるので。0-2になったところはもちろん課題ではあるですけど、3-2で(勝って)橋本選手に回すことができたっていうことは良かったんじゃないかなと思います」と振り返った。

 早田は序盤は打ち込まれる場面が目立ち、第1セットを10-12、第2セットを6-11で連取された。それでも第3セットを11-5で奪い返すと、第4セットを11-9、第5セットを11-6で奪って逆転勝ちした。

 「1、2ゲーム目もやってることは間違ってなかったんですけど、ちょっとしたズレが失点につながっていたので。勢いがあるっていうことは勢いに乗らせないっていうことが大事なので、その中で常に冷静に戦えたかなと思います」と振り返った。

 第1試合は張本美和(木下グループ)が1セット目を落としたが3-1で逆転勝利。「1ゲーム目は相手のプレーに圧倒されて簡単に落としてしまったけど、しっかり1点ずつという気持ちで自信を持ってできました」と話した。第3試合は橋本帆乃香(デンソー)は3-0のストレート勝ち。「2-0で回してくれたことが自分らしくプレーできた秘訣だと思います」と振り返った。

 団体戦はシングルスで3勝挙げたチームが勝つ方式。日本は予選を3戦全勝で突破した。決勝トーナメントではクロアチア、ルクセンブルク、ウクライナにともに3-0のストレート勝ちして6連勝で準決勝へ進出。3位決定戦がないため、日本はすでに6大会連続のメダル獲得を決めていた。

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