女子バレー 涙の佐藤淑乃を真っ先に抱きしめたのは?感動呼んだワンシーン「本当にずっと苦しい大会の中で」極限状態の連続ポイントが決勝R進出呼ぶ

 「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本3-2ポーランド」(12日、Asueアリーナ大阪)

 世界ランク6位の日本が同5位のポーランドに3-2(20-25、14-25、25-19、25-21、15-13)でフルセットの末に逆転勝ちし、通算8勝4敗で1次リーグを突破した。

 苦しいゲームだった。強豪ポーランドに2セットを先取された。それでも第3セットからセッター・関が流れを変え、2セットを連取して勝負は最終第5セットに。ここで苦しんだ佐藤が真価を発揮した。

 13-13の同点から佐藤のサーブレシーブが乱れてしまったが、難しい体勢からブロックアウトを奪ってマッチポイントを引き寄せた。そして続くサーブはネットインのエースとなり、大逆転勝利が決まると佐藤はコートに座り込んだ。

 直後、和田が真っ先に駆け寄ってハグ。すると佐藤の涙腺は崩壊。あふれる感情を抑えることができず涙を流した。

 「本当にずっと苦しい大会の中で声をかけてくれましたし、どんな状況でもポジティブにと監督からも言われていましたし。チームでつかんだ勝利」と試合後に語った佐藤。メンタル的にも厳しい状況に追い込まれながら、勝負所で決めた2本が日本に大きな1勝と2大会ぶりの決勝ラウンド進出を呼び込んだ。

 「まだ課題だらけでぜんぜん納得できる試合じゃない。もっと練習して課題を消化していかないといけない」と佐藤。ロス五輪へ、チームを大きく成長させるような1勝だった。

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