綱とりの霧島が痛恨2敗目「もう少し見ていれば」土俵際で美ノ海に逆転許す【大相撲】
「大相撲名古屋場所・9日目」(20日、IGアリーナ)
綱とりの大関霧島(30)=音羽山=が痛恨の2敗目(7勝)を喫した。平幕の美ノ海(木瀬)に逆転の突き落としを許した。美ノ海は3勝6敗。
相手得意の左前みつを許した霧島は、右で抱えて極めながら前進してほどいた。そのまま押し出そうとしたが、俵に足を乗せた美ノ海の突き落としに手をついた。物言いがつくも美ノ海の足は出ておらず、軍配通り2敗目となった。
霧島は前みつを許したことを反省しつつ「もう少し見ていれば。急にいってやられた」と慎重さが足らなかったことを悔やんだ。美ノ海は「前みつを取れて、切られて、突き落として…それが決まるかどうか。いつも通りです」と、立ち合いから想定通りの流れだったと明かした。
ハイレベルな優勝が綱とり条件と課された霧島。全勝か14勝、最低でも13勝が求められるところだ。2敗は平戸海、美ノ海と、ともに平幕なのも印象が悪い。
浅香山審判部長(元大関魁皇)は「まだなんとも言えません。これからですよ。厳しくはなってきてるのは確か」と言及した。八角理事長(元横綱北勝海)は「あと全部勝てばいい。何も問題はない。これで(綱とりへ)痛いと思っているようじゃだめ。開き直って、圧倒的に勝てばいい。そういう気持ちがなければ、横綱にはなれない」と語った。
