バレー男子 日本代表がまさか第1セットを落とすも逆転で4強進出 第2セットから3連続で奪い返す 寧波の会場は完全アウェー状態も驚異の13連勝

日本代表・石川祐希
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 「バレーボール男子・ネーションズリーグ・準々決勝、日本3-1中国」(29日、中国・寧波)

 史上初の12連勝で決勝トーナメント進出を果たした日本代表は、23-25で第1セットを先取された。以降も苦しい状況に追い込まれる激闘となったが、高橋藍が圧巻の活躍を見せてセットカウント3-1で撃破し4強に進出した。

 敵地で完全アウェー状態となる中、立ち上がりは中国にリードを許した。相手は1次リーグで1勝11敗ながら、開催国枠で決勝トーナメントへ。打点の高いスパイクで先に10点に乗せられた。

 以降も日本代表は追いかける展開に。6点リードとなったところでタイムアウトを取った。ここから3連続ポイントで巻き返すと、ブロックポイントが流れを変えて20-20のタイに持ち込んだ。

 だがここから中国の高いブロックに阻まれ2点のリードを許した。厳しい状況に追い込まれたが、主将の石川が苦しい態勢からスパイクを決めた。だがミスもあり流れを引き戻すことはできず、第1セットを落とす展開になった。

 第2セットは序盤から一進一退の攻防に。だが中盤に中国に3点のリードを許した。第1セットに続いて追いかける展開となる中、サーブミスが続いて流れを引き寄せることができない状況が続いた。それでも深津のサーブから相手を崩し、14-14のタイに持ち込んだ。

 ここから1点を奪う緊迫した戦いに。先に20点に乗せた中で高橋藍が強烈なスパイクを決めて2点リードに広げた。最後は1点差に迫られたが、西田のスパイクで25点目を奪った。

 第3セットは一転して序盤から日本代表がペースをつかんだ。4連続ポイント、3連続ポイントで大きくリードを奪うと日本代表のペースに。西本圭吾の活躍もあり、先に20点に乗せた。以降も相手に流れを渡さず2セット連続で奪取。王手をかけた。

 第4セットは後がない中国が驚異の粘りを発揮したが、高橋藍が攻守で躍動。レシーブ、スパイクで存在感を見せて最後はサービスエースで振り切った。これで日本代表は今大会13連勝。2年ぶりのメダルへ王手をかけた。

 チーム最多の21得点をマークした高橋藍は試合後、チーム最多21得点をマークした高橋藍は「本当に苦しかった。第1セットは相手のサーブに崩されて自分たちのバレーができなかった」と明かした。だが「それでも難しいゲームになることは想定はしていましたし、ファイナルを戦っているので、まずはしっかり勝っていくことが重要。しっかり勝ったことが大きな部分」と振り返った。

 準決勝へ「間違いなく今日以上にタフな試合になる」と高橋藍。「もっと取れた点数もあったので反省して次の試合に取っていけるように。頑張ります、勝ちます」と力を込めた。

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