バレー女子 日本ぼう然 前回女王タイにまさかの1-3完敗で4強敗退 今大会でのロス五輪切符獲得ならず 選手は涙、涙 石川主将「まだ足りないものがある」和田は5秒絶句「もっと成長しないと」セッター関「自分たちの弱さが出た」
「バレーボール・女子アジア選手権・準決勝、日本1-3タイ」(29日、天津)
準決勝が行われ、世界ランキング6位の日本は前回大会の覇者で同17位のタイに1-3で完敗。今大会の優勝チームに与えられる28年ロサンゼルス五輪出場権獲得はならなかった。30日の3位決定戦にまわる。
第1セット、序盤はリードを奪ったものの、タイの粘り強い守備とコンビバレーに苦しみ、日本にもミスが出て中盤に逆転を許した。石川のブロックなどでは追いすがったが、21-25で落とし、今大会初めてセットを落とした。
第2セットも序盤石川のブロックなどでリズムを掴んだが、タイの粘りになかなか突き放せず。長いラリーの展開をものにできない場面が続いた。ここまで得点源として活躍してきた佐藤のスパイクも決まり切らず、中盤にタイにリードを許すと、20歳の秋本、鴫原を投入して打開を図ったが、流れを引き戻せずに20-25で落とし、崖っぷちに追い込まれた。
第3セットは和田がサービスエース、レシーブと躍動。序盤に5連続ポイントでリードを奪った。じわじわと差を詰められたが、鴫原のスパイク、関のブロックで再び突き放して、25-20で奪った。
しかし、第4セットは中盤まで接戦の展開から鴫原のスパイクが止められるなど、タイにリードを許した。さらに石川のスパイクもブロックされ大ピンチに。20歳秋本のスパイクなどで追いすがったが、最後は20-25で振り切られた。
今大会でのロス五輪切符獲得を狙っていただけに、選手たちはぼう然。チームトップの23得点をマークした石川主将は「勝負かかったところで取り切れていないのは結果として出ている。自分たちが反省しないといけない部分でもありますし、やっぱりまだ足りないものがある。スキルでもコミュニケーション、チーム力もまだまだ足りないところがこの試合に出た」と声を震わせた。セッターの関は「ここで勝つためにやってきた。その舞台で実力を出し切れなかった自分たちの弱さが出た。1人1人できることをやってきたし、このチームを誇りに思う。その中で勝てなかった事実がある。来年悔しさを晴らしたい。この悔しさを糧にもっともっと強くなりたい」と涙しながら語った。和田も約5秒絶句した後、「自分たちの弱さが出た。自分たちの精度で負けてしまった試合。前半決められなくて、セッターを苦しめてしまった。そんな中でも何回もトスを託してもらった。どんな時でもチームを引っ張れる選手になれるようにもっともっと成長しないといけない」と、涙を流しながら言葉を紡いだ。
