神戸に“ゴジラ”襲来 松下選手が兵庫ボディビルの頂点獲得
兵庫県ボディビル・フィットネス大会が7日、神戸市内のオルビスホールで開催され、松下博信選手(MAX GYM所属)がボディビル75キロ超級、クラス別オーバーオールで優勝を果たした。
“ゴジラ”が神戸に現れた。血管が浮き上がる迫力満点の脚でステージを踏むと会場はどよめきに包まれた。フリーポーズでは「ゴジラのテーマ」に乗って豪快にポージング。圧倒的な肉体で存在感を放ち頂点をつかんだ。「うれしいです。安心しています」と頬を緩めた。
“ゴジラ”と呼ばれるゆえんは気迫たっぷりのトレーニングにある。柔道出身であり、ハードに鍛えこむスタイル。「周りの人がゴジラ、ゴジラと言ってくれて」と周囲の声から自然と“代名詞”が作られた。ステージ上での鬼気迫る表情も持ち味で「スポーツをやっていた延長なので気持ちが入りきってしまう」と笑う。一転、フリーポーズ後や表彰式での一礼は指先まで伸ばして姿勢を正して腰を折る。礼に始まり礼に終わる、武道家ならではの振る舞いも魅力の一つだ。
昨年12月にデイリースポーツが主催するJBBF承認大会「ニューウェーブ・フィットネス デイリースポーツカップ」でデビューし、いきなり優勝。今年5月にはジュラシックカップ大阪大会に出場すると全国レベルの有力選手を破って2位と大躍進を遂げた。
ただ、その結果にも満足はしない。「体は疲れてきているのですが、負けたのが悔しくて」と優勝を逃したことを糧にして再びハードにトレーニング。勢いそのままに兵庫県の頂点を獲得した。
「気力の限りいけるところまでいきたい。日本のトップの選手と並べるように」。デビューから半年足らずでタイトルを続々と獲得。ゴジラの進行はとどまるところを知らない。
