石川遼 渋野日向子への助言の内容明かす「ショットの内容はすごくいい」
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ」(15日開幕、東建多度CC名古屋=パー71)
石川遼(29)=CASIO=が14日、練習ラウンド後に取材に応じ、自身の影響を受けてスイング改造などに取り組む女子ゴルフの渋野日向子について語った。
渋野は今年からバックスイングのトップの位置を低くしたり、ウエッジを4本に増やすクラブセッティングに変更したりするなど、新しいスタイルで戦っている。オフに合同練習をする機会があった石川の助言を参考にしていることを明かしている。
石川は「僕はショートアイアンの距離感の話はしました。それで彼女の判断でウエッジを4本にして、すごく自分は個人的にはいいことだと思いますし、本当に頑張ってほしい」とエールを送った。
渋野は今年出場した国内4試合でトップ10入りはなく、今年の海外初戦となったメジャー大会のANAインスピレーションでは1打足りず、決勝ラウンドに進めなかった。
ANAインスピレーションをWOWOWでテレビ観戦していたという石川は「僕にはすごく苦しんでいるようには見えない。ショットの内容はすごくいい感じに見えました。本人に聞いてみないと分かりませんが、あまり僕らがとやかく言うことではないのかなと思います」と話した。米ツアー本格参戦を見据えての渋野の取り組みを後押ししていた。