渋野日向子 ソフト金メダルに「ギャン泣き」「ずっと泣いていました」
「女子ゴルフ・楽天スーパーレディース」(29日開幕、東急グランドオークGC=パー72)
渋野日向子(22)=サントリー=が開幕前日の28日、プロアマ戦に出場後、公式会見に臨んだ。前夜、金メダルを獲得した東京五輪のソフトボール日本代表に感激し、泣きながら中継を見ていたことを明かした。
自身も小学生時代に競技者として熱中していただけに、ソフトボールへの思い入れは人一倍強い。試合中から「いろんな場面ですごく感動した。カメラさんの映し方がいいのか、ソフトボールが大好きな人を泣かせにきているような感じの映像を見る場面が多かった」という。
「皆さんがヒットを打つたびに半泣きでした。七回裏に上野さんがもう一回登板した時に宇津木監督を映している場面、手を握って下を向いている、あそこでまためちゃくちゃ泣きました」と告白した。
さらに「麗華監督と上野さんが抱き合った瞬間もギャン泣きでした。麗華監督とアメリカの監督がハグしているところもすごく感動的でそこでも泣いて、インタビューでも泣きました。ずっと泣いていました」と振り返った。
前夜は表彰式終了まで見て、床に就いたは12時過ぎだったという。この日、起きたのは早朝5時前だったが「非常に目覚めが良かったです」と笑顔で話した。
今回の東京五輪は出場権を逃したが、改めて2024年パリ五輪への思いを聞かれると「モチベーションはオリンピックに出場している選手からすごく頂いている。オリンピックを見るたびに、オリンピックへの気持ちが強くなる」と語った。最後に「一つだけお願いするなら、パリ五輪でソフトボールを復活してもらいたい」と懇願していた。