稲見萌寧が涙の棄権 腰痛悪化「朝起きて動けなかった」
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・最終日」(24日、マスターズGC=パー72)
今季8勝で賞金ランキング1位の稲見萌寧(22)=都築電気=が腰痛悪化のため、最終ラウンドスタート前に棄権した。第3ラウンドを終えて、通算4アンダーで首位と5打差の10位タイグループにつけていた。
稲見は「何て言えばいいんだろう…もう朝起きて動けなかったです…」と声を絞り出すと涙を流した。痛みについては「プロアマから結構きていたんですけど、最初の2日間はまだ痛み止めが効いていたけど、昨日から痛み止めも効かなくなって…だんだん悪化して…」と声を詰まらせながら説明した。
「とりあえず病院に行って、間に合えば来週出ますけど、間に合わなかったらお休みします」と今後、症状が回復しなかった場合は次戦、29日開幕の樋口久子・三菱電機レディース(埼玉・武蔵丘GC)は欠場を覚悟していた。