渡辺彩香 PO「彩彩対決」制した!15mパット決めミセス初V 夫婦で「憧れ」優勝記念撮影

 夫の小林悠輔さん(右)と優勝を喜ぶ渡辺彩香
 優勝を決めガッツポーズする渡辺彩香
2枚

 「女子ゴルフ・ほけんの窓口レディース・最終日」(15日、福岡CC=パー72)

 3日目に単独首位に立った渡辺彩香(28)=大東建託=が通算11アンダーで並んだ高橋彩華との「彩彩対決」プレーオフを制し、約1年11カ月ぶりのツアー通算5勝目をミセス初Vで飾った。2打差の3位は稲見萌寧と小祝さくら。原英莉花は通算8アンダーで5位だった。

 新型コロナウイルス禍からのツアー再開戦となった2020年6月のアース・モンダミン杯で復活Vを果たした時に、観客はいなかった。渡辺は「ギャラリーの前で優勝したいと去年からずっと思ってやってきた。本当に幸せだなと思いました」という。今回の大ギャラリーの中には、その姿を一番見せたかった人もいた。昨年2月に結婚した柔道家の小林悠輔さん(28)だ。

 2位に2打差の単独首位で出て、5番までに4バーディーを先行。差を4打まで広げたが、8番でティーショットを右にOBしてダブルボギー。「私のゴルフはもともと何が起こるかわからない。特別心が乱れるということはなかった」というが、その後もスコアを落とし、高橋に並ばれプレーオフに入った。

 勝利を決めたのは2ホール目。15メートルのバーディーパットだった。「今週はずっとグリーンのイメージが合っていたので、とにかくショートしないようにと打ちました。ラインもタッチも完璧でした」

 優勝が決まると、ちょっぴり照れくさそうに夫婦は熱く抱き合った。ミセス初Vに「主人と一緒に優勝の記念撮影をすることに、ひそかに憧れてました」。渡辺らしいゴルフで、今年はツアー年間女王を目指す。

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