吉本ひかる 通算10アンダー首位 待望初V見えた!黄金世代12人目の栄光つかむ

 「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・第2日」(13日、軽井沢72G北C=パー72)

 2位から出た吉本ひかる(23)=マイナビ=が4バーディー、ボギーなしの68でスコアを四つ伸ばし、通算10アンダーで首位に立った。渋野日向子や畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代では12人目の優勝を最終日に目指す。

 残り3ホールで降り出した大粒の雨も関係なかった。17番パー3。吉本は左奥からの12メートルのパットを沈め、この日4個目のバーディー。「雨が降っていたので、下りだけどしっかり打とうとだけ思った。入るとは思わなかった」と頬を緩めた。

 今大会は過去4度全て予選落ちだったが、初の突破どころか首位タイだ。「(2日間)ノーボギーで10アンダーで回れてすごく不思議」。自身5度目の最終日最終組で初優勝を狙える位置にいる。

 2019年に2位が2度。黄金世代でも早くから優勝を期待されていたが昨年は不調に陥った。ドライバーが曲がり、190ヤードしか飛ばないこともあった。「苦しかった。何をしてもうまくいかなくて」。オフに体を鍛え直して迎えた今季も、4月に新型コロナ感染で2試合を欠場。断ち切れない悪い流れを嘆きそうになったが、逆に「心機一転、頑張ろうと思った」と開き直った。

 今季は同学年の植竹希望、高橋彩華が初優勝。「緊張はすると思うが正直、楽しみ。自分のやれることを精一杯やりたい」と世代12人目の栄冠をつかむ。

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