出利葉太一郎 首位と4打差9位浮上 ツアートップの飛ばし屋が初優勝へかっ飛ばす「ドライバーでどれだけやれるか。楽しみ」

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権センコーグループ・カップ・第3日」(23日、蒲生GC=パー72)

 17位から出たツアー屈指の飛ばし屋・出利葉(いでりは)太一郎(25)=フリー=が1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダーとして、首位と4打差の9位に浮上した。日本オープン選手権、日本ツアー選手権、日本シリーズJTカップに続き、史上最年少4冠のかかる蟬川泰果(25)=アース製薬=は67と伸ばし、6位。ツアー未勝利の細野勇策と、ツアー1勝の勝俣陵が通算13アンダーでトップに並んでいる。

 前週までのドライビングディスタンスが333・08ヤードと、ツアートップを誇る飛ばし屋・出利葉が出だしから魅了した。1番パー5は、ラフからの2打目がグリーンオーバー。そこから寄せてバーディー発進すると、2番379ヤードのパー4ではグリーン右手前のバンカーまでかっ飛ばし、そこからの13ヤードを放り込んでのイーグルだ。

 さらには15番パー4、347ヤード。フェアウエー中央に横たわるバンカーを越えるには285ヤードが必要だった。いつもの出利葉であれば難しくないが、強烈なアゲンスト。ほとんどの選手が短いクラブで手前に刻んだが、出利葉は「手前のバンカーに入ったら、もっとトレーニングをしよう」と、とてつもなく前向きな発想でドライバーを握り、グリーン手前42ヤード地点までかっ飛ばし、バーディーをもぎ取った。

 フェアウエーに置くゴルフは、持ち味を消してしまう。「ドライバーでどれだけやれるか。リミッターをどんどん外して、コースと向き合いたい。楽しみ」。ツアー本格参戦3年目のパワーヒッターが“ドライバー一本槍”で初優勝を獲りにいく。

 ◆出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)2001年5月12日、福岡県出身。父の勧めでゴルフを始め、沖学園高から日大に進学した。大学時代にナショナルチーム入り。23年にプロ宣言し、24年から本格参戦。昨年9月のプロテストはトップ合格した。180センチ、87キロ。

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス