テレ朝 ・三谷紬アナ 体重ダウンでパワーはアップ J1再開!増したサッカー愛
テレビ朝日・三谷紬アナウンサー(26)が、Jリーグ再開を喜んだ。幼少期からのサッカーファンで、18年10月から「やべっちF.C.」(日曜、後11・55)を担当。コロナ禍によるリーグ休止期間中に、時を同じくして自身は同局の公式YouTubeでダイエット企画を開始して反響を呼び“パワーアップ”に成功した。サッカーへの熱い思い、動画で新たな一面を披露した心境を聞いた。
待ちに待った約4カ月ぶりのJリーグ再開。三谷アナは「私にとってサッカー、スポーツって日常だったんだなと。あらためて気付かされる日々でした」と振り返った。中断期間は「やべっち-」の番組制作も悪戦苦闘。そんな中で、自宅からのリモート取材やリフティング動画の提供など、さまざまな選手の協力を受け「だいぶ助けていただいた。より選手のみなさんへのリスペクト、感謝の気持ちは増しました」としみじみ語った。
もともとサッカー愛は深い。父親の影響で、小さい頃から日本代表戦を家族そろってテレビ観戦するのが恒例行事。川島、本田らのユニホームを着て応援した。スタジアムにも通うようになり、大学ではサッカーサークルに。テレビ局への就職を志した理由も、サッカーに関わりたいという気持ちからだった。
6月27日のJ2再開、J3開幕に続き、いよいよJ1も4日に再開。中断期間に課題を持ってレベルアップを図る選手も多かったといい「そういうところをしっかりお伝えしたい」と力を込める。
自身も同じ期間に“パワーアップ”した。テレビ朝日の公式YouTubeチャンネルで、3月からダイエット企画がスタート。「やべっち-」番組内でのおなかがふっくらとした画像に、ネット上で浮上した“妊娠疑惑”が発端だった。「10キロ痩せてウエディングドレスを着る」が目標。トレーニングに励む姿だけでなく、体重の増減に一喜一憂してぼやく様子、食べ物の誘惑に揺らぐ弱さも映した動画は話題になり、総再生回数は550万回を超える。
素をさらけ出して気付いたこともある。覚悟した批判はほとんどなし。社内はもちろん、街中でも「見てるよ!」と親しげに声をかけられるようになった。「素が出せることはありがたくて、すごく感謝しているんです。私を世間の人が認めてくれたというか、別にアナウンサーだから作る必要がないんだと、あらためて知ることができました」と、うれしそうにうなずいた。
期せずして訪れた貴重な経験で「リアルなことを伝えられるアナウンサーになりたい」という思いを強くした。山あり谷ありの現実を届け、共感してもらえる存在。「会ったことないけど、一回、会ったことある感じの人」になるのが理想だ。22年カタールW杯に行くという目標を見据えつつ、得たものを普段の番組にも還元する。