東出昌大 離婚後初舞台「明日も生きようと思える作品を」 バキバキに割れた腹筋も披露
俳優・東出昌大(32)が21日、東京・日生劇場で舞台「MISHIMA2020」の公開稽古と初日あいさつに登場した。
作家・三島由紀夫没後50周年企画。三島文学を4人の演出家がそれぞれの視点で解釈したオムニバス形式の4作品を上演する。
長久允氏演出の「憂国」にダンサー・菅原小春(28)と夫婦役で出演する東出は、8月1日に女優・杏(34)と離婚後、初の舞台。「三島さんも生前よく通われたこの日生劇場で初日を迎えられて、大変うれしく思います」と三島ファンとして喜ぶと「この大変な時代に本当に生きるとは何だろう、と毎日考えながら稽古を積んできた。観劇を終えた後に『よし、明日も生きよう』と思ってくださるような作品をお届けできれば」と、前向きに意気込んだ。
新解釈となる「憂国」では、ライブ好きの警官(東出)が、新型コロナウイルスの影響で、苦境にたたされたライブハウスのため立ち上がった仲間たちを取り締まらなければならないという立場に苦悩し、自害するか思い悩む…というもの。東出はバキバキに割れた腹筋、鍛えあげた上半身も披露している。
また、野上絹代氏演出の「橋づくし」に出演する伊原六花(21)、井桁弘恵(23)、野口かおる(44)、高橋努(42)もあいさつに登場した。2作品は21、22日に上演される。