松本明子37年目のアイドル唱!2年目“禁止用語”連呼からバラドル転身…ついに
タレントの松本明子(54)が15日、都内で取材に応じ、来年1月16日に東京・かつしかシンフォニーヒルズで「松本明子presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ~うれしなつかし胸キュンコンサート~」を開催することを発表した。同期の森尾由美(54)を始め、布川敏和(55)、浅香唯(51)西村知美(50)を集め、1980年代デビューのアイドル代表としてコンサート。デビュー2年目の“不祥事”でアイドル路線から外れたが、37年目にしてようやく念願がかなう形となった。
望まぬ形での“方向転換”から36年、バラドルとして圧倒的な地位を築いた松本が、本来目指していたバリバリのアイドルとして念願のステージに立つ。
きっかけとなったのが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて自宅で過ごしていた今春、自身のデビュー曲「♂×♀×Kiss(オス・メス・キス)」を歌う動画をSNSで配信したことから始まった「#アイドルうたつなぎ」。バラドル仲間の森口博子(52)らの協力で拡散し、現在はNGT48・荻野由佳(21)といった現役アイドルにまでつながっている。
松本は「コロナが落ち着いてきたら、歌イベントをやりたいなという夢がどんどん広がって形になりました」と笑顔。ステージでは、80年代アイドルのヒット曲に加え「アイドル時代のテレビでは言えなかった裏話とか…。バチバチのライバル関係とか、ラブラブな話とか、掘り下げてグイグイ聞いてみたいですね」と“爆弾発言”も予告した。
松本はデビュー2年目の1984年、テレビの生番組で“放送禁止用語”を連呼し謹慎処分となった。その後「謹慎開けからマネジャーさんに『どんな仕事でもやらせてください』とお願いして」バラエティーの世界に飛び込み人気を博した。
それでも根底には、アイドル歌手としての思いがあった。「『とにかく全国の皆さんに知ってもらおう。その後はきっとステージで好きな歌を歌える日が来るんじゃないか』と温め続けて今ですね。37年、紆余曲折、遠回りをして、やっとステージでアイドルの衣装を着て歌える日が来た」と喜びを隠しきれない様子だった。