聖火ランナーのリンゴ、粋な計らいに男性スタッフも涙 公道ではないが「十分、感動」

聖火を手に笑顔で走るハイヒール・リンゴ(代表撮影)
聖火を手に笑顔で走るハイヒールのリンゴ(代表撮影)
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 漫才コンビのハイヒール・リンゴ(59)が13日、大阪・万博記念公園で行われた大阪府の聖火リレーでランナーを務めた。一般応募で当選し、当初は地元・枚方市を走行予定だったが、コロナ禍で万博公園に変更。200メートルを走り終えたリンゴは「感動した」といい「(地元じゃなく)残念に思ってたけど、走れば一緒だった。大阪に育ててもらったし」と笑顔を見せた。

 第2ブロックの第1走者だった。ランタンから火をもらってトーチを上げる際、こけるネタも考えたというが「それをさせる空気じゃなかった。神聖な感じで」と独特の雰囲気を振り返った。

 五輪開催に否定的な考えも多い中での走破。「いろんな意見があると思うけど、素直に感動した」というリンゴは、「今回(の方式)を『大阪モデル』にして、人口密集地でやればいい。(公道じゃなくても)ランナーには十分、感動がある」と提言。走り終えたランナーが乗車するバスで写真を撮り合うなど、芸能人の垣根もなく「同じことをやり遂げた仲間みたいな連帯感が生まれてた」と明かした。

 リンゴは粋な計らいも見せた。当初は枚方市、豊中市、池田市を走る予定だった27人での終了後のオリエンテーション。突然立ち上がると、土壇場の会場変更もあったが、スムーズな進行に感謝の思いを告げ、「スタッフの皆さんにも拍手をお願いします」と“ランナー仲間”に呼びかけ。

 思わぬできごとに感激した男性スタッフ2人が涙し、1人は「(リレーが)なくなる話も出た。できて良かった。楽しい1日になりました」と目を真っ赤にしながらあいさつ。リンゴは温かく見守っていた。

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