2021.05.16

ワクチン接種のスピード１・５倍！山梨・南部町方式「日曜報道」が伝える

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　新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中、スピードが１・５倍になる山梨・南部町の方式が１６日、フジテレビ系「日曜報道　ＴＨＥ　ＰＲＩＭＥ」で伝えられた。

　接種会場を訪れた高齢者は個別に仕切られたブースに入り、そこを医師や看護師が巡回しながら予診・ワクチン接種の注射・副反応の観察をしていくというもの。高齢者が移動する必要がないというのが特徴だ。

　今年１月に国が川崎市で行った集団接種のシミュレーションでは、医師１人当たり２０人の接種に約１時間必要だった。南部町方式では２０人に４０分で接種することができたという。同町の福祉保健課担当者は「（移動しないので）高齢者の転倒防止にもつながり、より安全に接種が完了する」と所要時間以外のメリットも語った。